結局ラトクリフって?INEOSってなんの会社?
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今回は、結局噂になってるラトクリフって何者なのか、
INEOSって何の会社なのかについて紹介します!
![ゆなこぞ](https://unitedkozo.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_2084.jpg)
結局この人が何者なのかはっきりと分かっていない人も多いかと思います。
英国の大富豪ラトクリフは71歳を迎える英国の化学大手メーカーのINEOSの創業者です。
なんと総資産400億ポンド(約7兆円)と推定されます。 フットボール界で億という言葉は飛び交うが兆はなかなか耳にしないですよね。
それぐらいのお金を持っているオーナー。とてつもない資金を持っています。
そんなラトクリフがユナイテッドの株を25%購入?
という話を一度は耳に、目にしたことでしょう。
ただ日本では「25」という数字だけ一人歩きしてしまっているかもしれませんね。
サー・ジム・ラトクリフ(本名 James Arthur Ratcliffe)が プレミアリーグクラブの買収に動くことは珍しいことではありません。
以前には、チェルシーが2度、 そしてリバプールについても噂が上がったほどです。
ユナイテッドのオーナーといえばグレイザー家。
サッカーはおろかユナイテッドにも全く興味がなく
彼らからすれば「お金儲けの道具」と言ったところでしょうか。
カタールの大富豪、シェイク・ジャシムの買収が消滅したことから
マンチェスターユナイテッドの未来はこの大富豪に懸かっています。
今日はそもそもラトクリフって何者だ。INEOSってどんな会社なのか
ということを紹介していきたいと思います!
ラトクリフって?
Embed from Getty Images先ほども紹介したようにラトクリフは英国の化学大手メーカーであるINEOSの創業者で、
また、英国一の富豪として知られ総資産400億ポンド(約7兆円)と推定されるイギリス人です。
ちなみにとてつもない総資産ですが、ニューカッスルユナイテッドの現在の会長の総資産は49兆円です笑
INEOS創業は40代と遅く、一部からは
「publicity shy」-「シャイ」であると言われているようですが
新たな自動車会社を設立しようとしたり新たな挑戦をどんどんしているようです。
確かに雰囲気は大人しく英国紳士な雰囲気ですがやってることは大胆ですね。
イケおじすぎます
そして何より幼い頃からマンチェスターユナイテッドのファンであることを公言しています。
INEOSとは?
そんなラトクリフが設立したINEOSはロンドンに本社を置きく化学メーカーとして有名で、世界で第4位という大企業です。
化学メーカーということだけあって、石油やガス、プラスチック、化学製品など幅広く手掛けているようですね。
また、グリーン水素などカーボンニュートラルにも積極的だとか。
さらにラトクリフの車好きから自動車会社を設立したりと幅広く手を伸ばしているようですね。
Embed from Getty ImagesそしてラトクリフとINEOSはさまざまなスポーツとパートナーシップを結んでいます。
その中でも最も有名なのはラグビーニュージーランド代表のAll BRACKSですかね。
また、F1チームの共同経営者でもあり
メルセデスAMGペトロナスを買収しており、彼自身が自転車でお馴染みであるように、
サイクルチームも買収しています。
名前もINEOS グレナディアスというチーム名に変更しているようです。
セーリングのアメリカカップなどにも出資を敢行したりと
もう凄すぎる。
INEOS✖️フットボール
さて、フットボールについて見てみれば
2017年にスイス2部のFCローザンヌを買収。
2019年にはリーグアンの
OGCニースを買収し、
コートジボワール1部のラシンクラブ・アビジョンも買収しています。
まとめ
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さて、どうしてラトクリフとINEOSはこんなにもスポーツ分野に手を伸ばしているかお分かりでしょうか。
ラトクリフがただスポーツが大好きという理由ではないようです。
INEOSのHPを覗くと、SPORTSというタグがあり、
そこをクリックすると、
上記のチームとのパートナーシップが明記されています。
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そして、彼らが使う部品や製品、グラウンドにおける備品や芝生などに INEOSの製品が使われているんです。
レーシングカーの部品、スタジアムの座席・ゴールネットに使われるポリプロピレン、サッカーシューズに使われるプラスチックなど INEOSの製品が投資先で活躍するということですね。
そして、ユニフォームの胸のロゴには「INEOS」とあり、 名実共にクラブをサポートしていることになります。
つまり、ラトクリフと手を組むことでユナイテッドにはお金だけではなく
設備に関してもメリットが多くあることがこれで分かりますね。
今回はラトクリフとINEOSについて簡単に紹介をしました。
そしてそんな彼がユナイテッドの株式の25%を買収することが間近となっていると噂されています。
グレイザーという邪魔者がまだ残るというのは悔しいですが
それでもユナイテッドにとってポジティブに働くことは間違い無いでしょう。
それは、クラブへの愛、footballへの愛、 スポーツへの愛が存在するからです。